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「ボディガード&アサシンズ/十月圍城」テディ・チャン陳徳森監督を襲った不幸の連鎖

 まだメイキング「黒色十月」を観終えていないので、書き換えるかもしれませんが、第23回東京国際映画祭中国週間での上映を記念して。



 あまりに失笑ものという日本語字幕も、きっときっと孫文研究者の監修を受け、配給会社厳選の(まさかなっちではあるまいて)字幕スタッフが付けば、きっとマシなものになると信じて。

 以下、長文になります、ご容赦を。

 今年の第23回東京国際映画祭は23日に開幕したばかりなのに、早くも中国・香港・台湾の両岸三地問題を巡り、グリーンカーペットボイコット問題が勃発するわ「レッドクリフ/赤壁」出資会社の中影集団・ジアン・ピン江平副総裁が「東京国際映画祭はいかなる行事にも参加しない、中国当局主催の中国映画週間にだけ参加する」声明で板挟みになった映画祭の一部スタッフへの憤懣をぶちまけるわで、後味わるーいんですが…。

 上映される映画に、瑕瑾はない。いずれも良作佳作ケッサクばかりだ。
 懸命に、心血注いで作った映画人たちは、胸を張って一人でも多くの日本人に「見てくれ!」と叫んでいいんだ。君たちは拍手喝采を受けていいんだ。痛切にそう思う。

 かつて、日本帰省中にはドラマ「JIN-仁-」って香港映画にも翻案できるよねえ。英国領になったばかりの香港、あるいは辛亥革命直前の風雲告げる香港・広州にタイムスリップした現代の香港人医師が、歴史を変えるかもしれないと悩みつつも歴史上の著名な人物と次々に出会い知り合い、かつての恋人にそっくりな上海風娼館の教養ある高級娼婦と、治療の助手を務めてくれる香港下町お下げ髪娘との間で揺れ動きながら…なーんて、なんて勝手に妄想しておりました。

 残念ながら、香港人は中国史に疎い。そりゃもう、情けないほど疎い。ていうか英文中学で6年もの間、世界史だけ学び中国近現代史を学ばずじまいで卒業してしまうらしい。詳しくなれるはずがない。だからタイムスリップものをドラマで作っても、せいぜいが、反抗的だった息子が父の若い頃にタイムスリップして…という「月夜の願い~新難兄難弟」をほぼパクったTVBドラマ「巴不得[父巴][父巴]」しか作れない、んだよなあ…。

 しかーし。
 その香港人の中国史知らず、政治的に意識的に避けて通って来ていることをよーく知った上で、それでも作りたい、中国大陸と組んででも今ここで絶対に作らざるをえないと思い決めてきた男たちが、香港には存在した!
 90年代にはUFO電影人有限製作公司を中心に、香港人の、香港人による、香港人のための映画を作り続けていた、あのピーター・チャン陳可辛とテディ・チャン陳徳森らである!

 UFO電影人有限公司をほっぱらかして単身ハリウッドに渡りスピルバーグ夫妻に目をかけられラブコメ路線でデビューを飾りながらも、他作のオファーも順調に舞い込みながらも、会議かいぎでなかなか製作が進行しないハリウッドにじれたか(ピーターさん、頭良すぎて”いらち”だから)、香港女優サンドラ・ンー呉君如とラブラブに陥るやとっとと香港に戻り、今度は韓国映画界の隆盛を見て、かつ米国で世話になったプロデューサー、アンドレ・モーガンを巻き込んで韓国、タイ、日本を繋ぐ映画プロダクション「アプローズ・ピクチャーズ」を作って短編ホラーオムニバス「Three 三更」を世に問い(自分のパートだけちゃっかり中編に延ばしたりして)、東アジアを席巻したチャングム様ことイ・ヨンエを起用しての韓国映画「春の日は過ぎゆく」をプロデュースし、金城武・張學友・ジョウ・シュン周迅というビッグな顔合わせとボリウッド群舞を売り物に北京ロケでの「ウィンターソング/如果、愛」を監督し2006年の香港電影金像獎で6部門制覇。

 さらにジェット・リー李連杰、アンディ・ラウ劉徳華、金城武の三大明星を起用し、あの中国大陸での映画制作を牛耳る中国電影集団を製作会社の一つに迎え「ウォーロード/男たちの誓い/投名状」(07)を監督してしまう。ちなみにこの作品で製作を務めたのは、あの90年代にUFO電影人有限公司のメンバーでもあったジェイコブ・チョン張之亮と地道に交流を続け、助け合って、ユーモラスかつほろ苦い小品佳作を作り続けていた、ホアン・チェンシン黄建新である。「ウォーロード」は第27回香港電影金像奨で最優秀作品賞、監督賞を含む8部門を制覇、第45回台湾金馬奨でも最優秀作品賞など3部門を制覇。

 そしてこの成功を土台に、、ホアン・チェンシン黄建新とピーター・チャンは新会社「人人電影」を設立するんである!

 こうした軌跡を踏まえての「十月圍城」登場であって、決して「ピーター・チャンも中国の言いなりに」だの「儲かると見込んで急に中国寄りに」なったわけでは決してないのよ。作りたい映画を作らせてもらえるなら、日本だろうが韓国だろうが中国だろうがハリウッドだろうが、どことだって組みますよピーターさんはっ! 中国寄りになるのが不愉快なら、日本から金を出せ金を。文句があったら資金提供!

 と、憤慨している場合ではないのであった。

 第一、この「十月圍城」の監督はピーターさんの長年の盟友、ピーターさんが地球の裏側にいようとどこからファックスして来ようとすぐに応じる、テディ・チャン陳徳森なのだし。

ピーターさんの現在の名声に比べると、台湾ドラマの子役からキャリアをスタートさせ撮影現場の下積み、ジャッキー・チェン成龍のアシスタント、アン・ホイ許鞍華ら多くの映画の助監督を手がける…と映画界では下積みが長かったテディ・チャン陳徳森さんは、どうにも影が薄い。
 でもかつては大友克洋の「童夢」映画化を夢見ていたテディさんだって、実は大した才人なんである。ジェット・リー李連杰主演の「ブラックマスク/黒侠」の脚本は実はほとんど彼が書いたものだし、クレジットされていないけど大いに関わった香港映画作品はうんとあるらしい。「だって、みんな仲間だからね、助け合わなきゃ。自分の名前が出るかどうかなんてあまり意味のないことなんだ。観客が喜ぶいい映画に完成すれば、誰の作品であっても関係ないだろ」と、90年代のテディさんは穏やかに微笑んで話していた。

 縁の薄かった父親が上海出身だそうで、穏やかで色白ではあるが、実は眼光鋭いテディさんは、子役経験もあるせいか、チョイ役出演をいとわない。ほとんどスクリーンに出たがらないピーターさんとは対照的である。「インファナルアフェア/無間道 無間序曲」のマフィアの腹黒四大幹部の最若手の幹部役は印象深いし、いきなり炎に包まれ焼死する潜入捜査官役もあったし、トニー・レオン梁朝偉とだって「情人知己」(93)で共演していた!(タクシーの運転手と乗客という関係で…)。あ、カリーナ・ラウ劉嘉玲とはピーターさんと一緒に共演している!爾冬陞監督の傑作「つきせぬ思い~新不了情」(93)で。もぐもぐしながら目を見張るだけのピーターさんと違い、テディさんは薄笑いを浮かべてらうちんに台詞を言ったりしているのだ! どうだ参ったか!

 ……誰がどう参るのか自分でもよく解らなくなって来たが、とにかくテディさんは自分の名前の個人事務所を作ったり潰したりしながら盟友ピーター・チャンの香港帰還を待ち暮らし、ピーターさんが忙しく色んな映画のプロデュースをしたり製作したりするのを手伝いながら、自分たちがこの「十月圍城」の映画化スタートに踏み切れるのを10年間耐えて待ったのだ。

 テディさんがピーターさんに新作映画の構想を話したのは、2000年のことになる。「第一に6人の義士が必要だ。第二に映画を二分し、前半の1時間は人間ドラマにする。義士らがいかにして集められ、義士らはそれぞれどんな異なる理由で大人物の護衛という行動に加わるかを描く。後の1時間は徹頭徹尾、闘いだ!」 ピーターさんは聞くやいなや大声で「いいね!」と誉めた。「いいアイデアじゃないか!」
 しかしテディさんの第3の条件に、プロデューサーとしてピーターさんは唸る。テディさんは1905年の香港セントラル中環を大規模なロケセットを建造することで完全再現するのだ!と意気込んだのだ。それは、ビッグ・バジェット作品になることを意味していた…。

 で、この映画の劇中の「大人物」は、どんな人物であるべきか? その時、ピーターさんは自分の父親、陳銅民氏が昔撮った(自分も10歳の子役としてチョイ役出演した)映画「赤膽好漢」(73)を思い出す。あれは好漢のグループが、孫文を護衛する物語だったのだ。そうだ、史実でもたびたび香港を訪れた孫文を、義士らが清朝が差し向けた暗殺者から護衛する話にしよう!


 テディさんは孫文ゆかりの台湾で投資者にこの映画のアイデアを話し、出資を求める。だが10人中8人は「君、頭がおかしくなったのか? そんな大掛かりなロケセットを作る必要があるか? 君は人間ドラマさえ撮れればそれでいいじゃないか」と突っぱねた。唯一理解を示し支持してくれたのは、あの商売っ気丸出しのはずの商売人香港人プロデューサー、王晶だけだったというから皮肉だ。

 最終的に名乗りを上げたのは、テディさんがかつてプロデュースした「台北晩9朝5」(02)「ジェイ・チョウを探して/尋找周杰倫」(03)でも出品人としてクレジットされていた、30代の投資家ロナルド・ツァン曾獻基だった。当時の彼はスイスUFJ銀行の副総裁で、テディさんとは交遊2年半、彼が新しい映画製作プロダクションを作るのに出資し、意欲的な映画制作を補佐していた若きスポンサーの一人だったのだ。
 資金のメドが立ったテディさんは張り切り、当時の有名香港スターに片っぱしから出演依頼を行う。アンディ・ラウ劉徳華、周星馳、レスリー・チョン張國榮、レオン・カーファイ梁家輝、レオン・ライ黎明、アーロン・クォック郭富城、イーソン・チャン陳奕迅…。
 2002年のレスリーには、最終的にレオン・カーファイ梁家輝が演じた新聞社社長のインテリの役と、レオン・ライが演じた役のどちらでも選んでほしいと話を持ちかけた。レスリーは意外にもインテリ新聞社社長役に興味を示さず、レオン・ライが演じた役に惹かれた様子だったという。

 2003年春には広東南海影視基地に大掛かりなセットが建築され始め、3分の1は完成していた。そこに、あのSARS(重症急性呼吸器症候群)が襲ってきた…広東省と香港を襲った、大いなる災い。同年のレスリーの自死も、香港に大きな打撃を与える。
「十月圍城」製作チームは、やむなく全ての予定を白紙に戻した…。

 SARS騒動が一段落すると、テディさんは再び広東南海影視基地でクランクイン準備に入る。セットの一部はすでに雨風や経年劣化で壊れていて、スタッフは修理に追われた。

 そして2004年2月7日夜…クランクインまであと1ヶ月というその日…最大の出資者であるロナルド・ツァン曾獻基が、突然の自殺を遂げる。
 この映画のクレジットには、黒地に白抜き文字で1行、こうあるはずだ。
 「獻給朋友曾獻基(親友ロナルド・ツァンに捧ぐ)」
 と…!
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あーろん頑張った!んだが…の「全城戒備」

 アーロン・クォック郭富城は映画俳優としてもっと評価されていい逸材だと思う、背の低さなら何とでもカバーできる。

 と、彼が華やかな歌手活動を繰り広げ、トップを競うデッドヒートを続けていた90年代にもずっと思ってきたnancix。
 近年の出演作「C+偵探」「父子」「殺人犯」「風雲II」「白銀帝国」そして「全城戒備」と、一通り映画館で観てきましたですよ。
 うーん……しかし、作品として好きになれたのは、重厚な家庭史劇「白銀帝国」くらいかなあ…。
 あーろんの「アイドルの殻なんてとうに脱皮した、役者として一皮剥けてやる!」との意気込みがビンビン伝わっては来るんですが、作り手の問題で、まだまだ彼を生かしきれていないんですよ。
 王家衛監督とトニー・レオン梁朝偉、ピーター・チャン陳可辛監督と金城武、ジョニー・トー監督とルイス・クー古天樂みたいに、がっぷり組んで魅力を存分に引き出し、あーろんをうまーくコントロールできる監督と組まなきゃね、あーろん…。

 そんなわけで最新作「全城戒備」も、前宣伝では壮大なスケールの、香港全域をバクハツさせそうなアクション大作のように思わせていたんですが、腰砕け…。

 香港映画の悪いクセ、あれこれてんこ盛り過ぎて中途半端な作品に、終わっていました。

 物語は1945年8月14日、日本に占領されたマレーシアから始まります。
 暴虐の限りを現地の民、そして連邦軍捕虜に加える大日本帝国兵士ら。
 彼らの一部は銃剣で殴られながら、地下洞窟へと追い立てられます。
 地下牢には、彼らが見たこともないような醜い人間型モンスターが待ち構えていました。まるで鬼です。オークですウルク=ハイです(「ロード・オブ・ザ・リング」ネタ)。
 次々とモンスターの餌食になり、ぶたれ跳ね飛ばされ絶命する男たち…。
 冷徹なまなざしで分厚い窓越しにその様子を観察している、日本軍人。モンスターが窓ぶち割って出てくる展開希望。

 しかしモンスターは突然苦悶し始め、あっという間に息絶えるのです。
 「実験は失敗だ!」と、白衣の研究者をなじる軍人。「薬を2倍与えてしまいまして…」と、弁明する研究者。
 このへんの日本語、意外にもたどたどしくない。ちゃんとしています。
 しかし…人体実験って…旧関東軍731部隊か?

 そこへ、連合軍の爆撃が!
 日本兵ごと地下洞窟は吹っ飛び、彼らが目論んでいた、最強最悪のパワーを持つ兵隊を作る実験も、幸いにして?実を結ぶことがなかったのでした。
 …ん? 最強兵士を作る実験…どこかで観たような…?

 そして、時代は現代へ。

 マレーシアで巡業中の、霹靂金剛サーカス団の舞台でおどけるピエロのサニー・リー(あーろん)。
 
 彼は紹介の台詞を変えてでも自分が「雙刀桑尼(サニー)、小李飛刀の末裔、飛刀之王」だと名乗り、投げナイフの技を披露しようとしますが、舞台裏で見守るマネジャー役の達叔(ユン・ワー元華)は「あんのバカ!」と頭を抱えます。
 「小李飛刀」は台湾の武侠小説家、古龍の武侠小説シリーズの題名ですね。
 的(まと)の女性客にナイフを放ったのは、サーカス団の花形スター、張大初(コリン・チョウ鄒兆龍)でした。何だか「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジョニデみたいないでたち。
 観客の視線と拍手喝采はたちまち張大初へ集中し、サニーはしょんぼり。
 公演が終わった控え室では、サニーが縄で縛られ吊るされていました。張大初に命じられた団員たちのリンチです。
 不機嫌な張大初に2人の娼婦をあてがい、何とかなだめる達叔。
 達叔は、両親を幼くして亡くしたサニーの後見役として面倒を見てきた、父親代わりの存在でした。
 サニーの父は「飛刀之王」、小李飛刀の末裔だったのでした。しかしサニー自身は何をやってもダメな子。
 達叔は事故が起こるのを心配し、サニーが千手飛刀の技を舞台にかけるのを堅く禁じてきたのでした。

 サーカス団宿舎に、一人の男が飛び込んできます。近郊の山で、お宝を見つけた3人の男たちがいる、というバーでの噂を確かめてきたのです。
 張大初、張大初の弟、カップルら、5人のサーカス団員はその山に向かいます。立ち聞きしてしまったサニーも、ついつい彼らを尾行してしまうのです。その山こそ、かつて日本軍が秘密の実験を繰り広げていた地域。マレーシア政府は立ち入り禁止区域に指定していたのですが…。
 火を焚き山の近くにビバークしていた3人の男を殴って気絶させ、山中へ向かおうとした張大初ら。サニーは自分のドジで、彼らの前に姿を現すはめになりました。一度は彼を気絶させようとした彼らですが、気を変えて、斥候扱いで山に連れて行くことにします。

 洞窟に入り込んだ彼ら。見慣れぬ金属容器をサニーに開けさせる張大初。中には金の延べ棒が数枚入っていました。張大初は弟に目配せし、サニーを別の洞窟に連れ込み口封じさせることにします。首を締め付けられてもがくサニー。
 張大初らは同じ形の容器を開けてみますが、それはあのモンスターに白人を変貌させた、恐怖の毒ガスだったのでした!
 ……日本兵、「開けることを禁止します」と、なぜ日本語で書いた…?

 毒ガスを吸い込み、苦しみあがく一行。
 張大初の弟も思わず腕を離し、抵抗するサニーともみ合い、やがて高所から転落します。
 サニーは命に別状ありませんでしたが、張大初弟は打ちどころが悪く、あっさりと死亡。
 張大初は怒り狂います。

 よろめきながら港まで逃げ延びた、サニー。嵐の中で足を踏み外し、漁船の上に転落して気絶しますが、船はそのまま香港に向け出航。
 実は密輸船だったため、甲板でサニーを見つけた乗組員らは発覚を恐れて、彼を海の中に放り込んでしまうのです!
 その船の船倉には、変身の激痛に苦しみうめく、張大初や他のサーカス団員らの姿もあったのでした。

 サニーは奇跡的に海岸へと打ち上げられますが、目覚めた彼は、土左衛門のように青白く膨れ上がった自分に気づいておののき、絶叫します。
 とにかく猛烈な空腹に襲われ、漁村に干された塩漬け魚日干しを貪り食らうのです。その姿を漁民に見つけられ、必死に逃げるサニー。

 ……あーろん……何もそこまで惨めな姿をスクリーンに焼き付けなくても…。
 特殊メイク、マジ気持ち悪いんですけど…グロテスクなんですけど…。
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ミリアム・ヨン楊千嬅、香港コンサート後に結婚披露宴を予定

 10月7日~10日、ワールドツアーコンサート「Ladies & GENTLE MEN楊千嬅世界巡迴演唱會」の香港公演4回分のチケットが東亜銀行のクレジットカード会員に向けて先行予約開始されたミリアム・ヨン楊千[女華]ですが、8月2日の記者会見ではさらに、12月20日に結婚披露宴を行うこと、2日にわたって宴会を催すことを発表しました。


 記者会見と同じ日、ミリアムが以前所属していたプロダクションのボスであるレオン・ライ黎明は会場に近い別のホテル宴会場で、新人女性歌手のJWのEP発表会に出席していました。ミリアムはそのスケジュールは以前から承知していたので気にしていないと笑い飛ばしました。

 今回のコンサートには日本のエグザイルを招いてバックダンスを務めてほしい、ゲストはまだ共演したことがないアーロン・クォック郭富城を招きたい、とジョーク交じりで話すミリアム。もちろん互いの時間が合えば、なんですけど。今回は以前のレコード会社「華星」「金牌」時代の旧作も、最近作も織り混ぜて歌う予定だそうです。

 また、席上でミリアムは、コンサートの後は休息を取り、すでに昨年、米国で結婚手続きを済ませている5歳年下の丁子高との結婚披露宴を、12月20日、2日に分けて行うと発表しました。場所はまだ未定ですが、48~50席の宴会で、最初の宴会には主に親族、家族、先輩を、次の宴会には友人達を招く予定。この日を選んだのに格別の意味はなく、披露宴の詳細は夫に任せているそうです。

 来年はワールドツアーコンサートでさらに多忙になるミリアム。予測外の妊娠には気を付けている、体力作りのためにおばあちゃんや母が交代で中医(中国医学)に基づいた薬材スープを飲ませてくれているなど、記者のぶしつけな質問にも答え続け、仕事が好きなのでまだまだ引退する気はない、と明言しています。


 コンサートチケットは城市電腦售票綱で、8月9日から一般売り出し開始です。香港女子にも人気のあるミリアムのこと、売り切れ確実?
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新作「出水芙蓉」のアレックス・フォン方力申が3映画館巡り予定

 2007年には製作され08年夏には公開が予定されていたのに、主演のジリアン・チョン鐘欣桐(TWINS)のスキャンダル&活動自粛を経て、危うくお蔵入りするところをようやく一般公開に漕ぎ着けた夏休み水泳スポ根コメディ?映画「出水芙蓉(でみずふよう、ではない…そう打って変換してるけど)」(ジェフ・ラウ劉鎮偉監督)ですが、19日(土)の午後、出演者のアレックス・フォン方力申が、映画館3館を回って挨拶するらしいです。

左端がアレックス・フォン方力申、あとの2人はTwins。



    午後4時半、嘉禾旺角電影城(上映は2時~と6時~のみ)
    午後5時半、百老匯旺角、(5時15分からの上映、チケットはネットからは買えません)
    午後7時、UA朗豪坊(当日の上映は無し)。

 そういえば先週。「每天到戲院謝票…」とチャップマン・トー杜[ミ文]澤プロデューサーが新浪微博でつぶやいていたので、こういう公開後の挨拶って「謝票」っていうんだろうなあ…と推察。

 日本だと「満員御礼」で、員=観客に感謝するのに、香港だと買われた「票=チケット」に感謝するのかー、なんて感心したりしています。
 でも記者らがドヤドヤ駆けつけて来るのは当然として、映画館のスクリーン前で挨拶するんだろうか? ロビーで会見に応じるだけ?

「出水芙蓉」預告片

 この「謝票」の習慣がいつ頃香港で始まりいつ頃根付いたのかは調べないと解らないけれど、それで思い出したのが、日本で一般公開後にのこのこ、いえ駆けつけてくれたトニー・レオン梁朝偉さんのこと。
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7月15日に「志明與春喬」DVD他が発売される件。

 いよいよ発売ですよー、パン・ホーチョン彭浩翔監督作品、ショーン・ユー余文楽&ミリアム・ヨン楊千[女華]主演のラブコメ「志明與春喬」DVD及びブルーレイディスク!

 ショーン・ユー余文楽自らFaceBookで紹介した、DVDなどのジャケットがこれ。


 喫煙者及び元喫煙者はもうおわかりでしょう、中央のDVDはタバコのラッキーストライク・メンソールのパッケージを模したデザイン「綠LUCK版」です。タバコに関する規定ではパッケージの3分の1以上でしたっけ?、健康への影響に関する注意書きがどかーんと鎮座している。その注意書きの部分に「喫煙は人を恋に右往左往させる」的な、映画のキャッチコピーが書かれた、人を食ったデザインですね。

 映画自体の、幕開けも内容もお決まりのラブコメと違い、登場人物設定もその出会いも恋の芽生えも、人を食った苦笑失笑モノ。日本人ネタも有って、日本人としてはもーパン・ホーチョンどうしてやろうかウリウリウリ!という感じです。

 ショーン・ユーはこの映画で、年上女性(ミリアム)と臆することなく恋愛する役を演じたばかりに、同じマンションに住むサミー・チェン鄭秀文との偶然のニアミスを八卦雑誌(ゴシップ雑誌)に盗撮され、恋愛中だ何だと騒がれるとばっちりを受けたりしてますよ。まあ怒ったサミーはともかく、ショーン君ご本人は大して気にしていないようですが。

 YesAsia.comでのプレオーダーはこちらから。DVDはリージョン3になってますが…。VCDならリージョン関係ないかな?

 
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中国で「少林サッカー」チームが結成された!

 おおおっ、映画から出たコマ、ホラが現実に!(ホラって…)

 あの少林寺が抱える学校でも最大規模で最古参の学校、河南省の河南少林寺塔溝武校が最近、在学生で「少林足球隊」を結成、毎日のように鄭大體院登封校區足球場で練習に励んでいるそうです!


香港文匯報の記事
写真アルバムもあった。

 黄色い武僧着を着込んだメンバーは、最年少で15歳、最年長で19歳。足元を紐で縛り、スパイク?を履いて、サッカーのルールを学びつつ、功夫の訓練成果と各自の得意技能を生かしたプレーに励んでいるそうです。
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アレックス・マン萬梓良が久々、香港で舞台劇に出演!

 香港映画「前度 ex」 で久々にスクリーンで見るベテラン女優のタニー・ティエン・ニウ恬妞さんを懐かしんでいたら、
 かつて彼女の二度目の夫でもあったアレックス・マン萬梓良(52)が、香港の舞台劇に出演することも判明しましたよ。


 「魔鬼契約」 7月24日~8月1日の9回公演、香港文化中心大劇院で。チケットは120~340HK$、月~木曜が20HK$ずつ安いです。

 香港・新界生まれ(原居民出身とな?)、80年代にTVBに所属し「風の輝く朝に/等待黎明」(84)でチョウ・ユンファ周潤發とイップ・トン葉童との”黄金の三角関係を”鮮やかに演じ、「愛と復讐の挽歌」「愛と復讐の挽歌・野望編」2部作(87)ではアンディ・ラウ劉徳華の兄ながら出来が悪く、グレて弟を悲しませるワルになりながらも老父だけは手にかけられないヘタレな?憎まれ役を演じ、いますぐ抱きしめたい/旺角卞門」(88)で王家衛監督に起用されてアンディ・ラウ劉徳華&ジャッキー・チョン張學友を苛め抜き、多くの刑事役、黒社会の兄貴役を演じてきたアレックス・マン萬梓良。

 ドラマ「他來自江湖」で共演した、まだ人気急上昇中のチャウ・シンチー周星馳にも先輩として目をかけ励まし、兄貴分として尊敬されていました。

 91年には、俳優の地位向上、出演報酬の制度改善を求めて血で書いたスローガン入りTシャツ姿で局内をデモするほど、意気盛んで一本気。92年にランラン・ショー邵逸夫の媒酌で結婚(恬妞にとっては再婚)、結婚式は撮影スタジオで行われ、披露宴はTVB番組として現場中継されたほどショーアップされたものでした。しかし4年間の結婚生活はいがみ合いが多く、決して幸せなものではなかった様子です。恬妞さんが台湾出身、萬梓良が香港生え抜きという事情もあったせいかもしれません。

 95年の主演ドラマ「萬里長情」以後、ドラマ出演することはなく、96年に恬妞と泥沼離婚。多くのメディアが彼を非難しました。97年、芸能界を離れ広州に移り衣料品ビジネスを開始。「新・欲望の街 II ’97古惑仔最終章/97古惑仔戰無不勝」(97)には久々に出演したものの、観客としてはあまりに彼の顔幅が広がっていたので驚愕したのも事実。事業のために接待また接待、会食また会食で、不摂生していたんでしょうかねえ…。
 その後、すっかり芸能界から遠ざかっていました。02年には再婚し、息子も誕生し、中国各地に支店をどんどん出して事業拡大に励んでいた様子です。

 しかし2010年、3世代に及ぶ中国歴史ドラマ「歳月驕陽」(全30話)に出演。俳優復帰を遂げました。さらに今年、香港話劇團の上演する「魔鬼契約」に悪魔メフィストフェレス=默菲斯特役で出演するのです!

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男の対決!射撃の名手が迷い込む迷路には…「鎗王之王」

 香港で映画を見倒すにあたり、何といっても期待したのが「男と男の対決モノ」ね。
 日本でいえばドラマ&映画「ハゲタカ」で大森南朋と柴田恭兵が激闘!、はたまた青島刑事と室井慎次警視正が真っ向勝負!みたいな映画にあたるんでしょうか。互角の才能、互角の能力を備えた男と男が、死力を尽くして闘う! 闘いながらも相手を誰よりも深く理解し、誰よりも深く感情移入しつつも、正義感あるいは愛する女や家族を守るために、意地になって闘わざるをえない。

 まあ時には、男三つどもえになったり四角関係になったりもしますけど、基本は「男と男の対決、やましいものは何もない!」

 期待に違わず、2ヶ月に1度、いや時には毎週のように、ニコラス・チェー謝霆鋒VSニック・チョン張家輝、ルイス・クー古天樂VSリッチー・レン任賢齊、イーキン・チェン鄭伊健VSチャン・シウチョン陳小春、レオン・ライ黎明VSリッチー・レン任賢齊、ラウ・チンワン劉青雲VSルイス・クー古天樂、ジャッキー・チョン張學友VSエリック・ツァン曾志偉、ドニー・俺様・イェン甄子丹VSサモ・ハン何を俺様元祖は俺だぞ・キンポー洪金寶、どう組んでもやましくなりようがないチャップマン・トー杜[ミ文]澤VSウォン・ジョーラム王祖藍などをジャンル問わず楽しんできましたよ。

 毎月、映画版「ハゲタカ」鑑賞状態。実に楽しい。見応え充分。
 何だかやたら対決者がダブってるのは、まあ気にしないで。香港では、大多数の映画はものすごく金とテクのかかった2時間ドラマスペシャルみたいな扱いなんだから。日本なら年に1本くらいしか見られそうにない、高品質のこれらの作品を、全く香港人は贅沢極まりないな。

 そして「鎗王之王」では、当世きってのイケメン2人の激突だー!



 かつてレスリー・チョン張國榮が、射撃の悦楽にのめり込み、かつ警察からの圧迫に耐えかねて狂気にかられ殺人しまくる男を演じ、その男を追う刑事にアレックス・フォン方中信が演じた「ダブル・タップ/鎗王」の続編…と言っていいのだろうか。前作はイー・トンシン爾冬陞と組み脚本を手がけていた羅志良が監督、爾冬陞が製作総指揮のプロデューサーだったが、今回は爾冬陞自らメガホンを取った。アクション指導はかろちゃんことチン・カーロッ銭嘉樂。

今回対決する射撃の名手は、香港警察重案組のエース、ジョン・チーワイ荘子維にダニエル・ンー呉彦祖、辣腕トレーダーの關友博(カン・トモヒロではない)にルイス・クー古天樂。
 女性陣はといえば、投資顧問会社で彼をご贔屓し取り立ててきた女性上司のアンナ・ショウ邵安娜役に李冰冰。痩せすぎたんじゃない…? 何だかアップになると松島トモ子みたいなんですけど。關友博と現在同棲中、たおやかな中に気丈さを秘めた看護婦のティンティン[女亭][女亭]役に阿Saことシャーリーン・チョイ蔡卓妍。

 一方、荘子維の方は何だか女っ気がなく、刑事仲間の人望は厚いが、休暇には射撃の先輩であり、今は水上警察の閑職についている苗Sirこと苗志信(アレックス・フォン方中信)と、海釣りをしながら射撃について、事件について話すのが気晴らしのようだ。徹夜で心理学や犯罪心理学の書物に読みふけるような凝り性の面もある。寝不足は捜査指揮に差し支えるぞー。

 実を言うと前作「ダブル・タップ/鎗王」には、いくらレスリーさんが努力して鍛えて胸板厚くしても撫で肩が広くなるわけがなく「もうやめてあげて! 彼の体格体力ポイントはゼロよ! 屈強なアレックス・フォン方中信さんにベッド上に押し倒されのしかかられたら叶うわけないのよー!」と、密かに憐れに(?)思っていたものなんである。
 それは「傷だらけの男たち/傷城」のトニー・レオンも同じくなんだけど。

 大男に束になってかかられたら、頭脳聡明さと敏捷さ以外に華奢な色男の使える特技は、ない。

 だが、そこがまた、いい。
 今回の追われる者は、鍛え抜かれたブロンズ色の肉体が魅力の、ルイス・クー古天樂である。

 標的にして、不足はない。

 追う側の警官ダニエル・ンー呉彦祖と、さして体格に差がないのがいい。憐れさがない。安心して?彼が心身ともに崩壊していくのを、見守れる。

 しかも「意外」(09、東京フィルメックスで上映)で、激しい思い込みや頑なな意志がどんどん崩され、動揺し自滅?していく彼を悲しくも見つめたばかりだ。
ほんと、ルイス・クーは色んな監督に鍛えられ、脂の乗ったいい俳優になりました。中身はフィギュアオタク、スターウォーズコレクションオタク、女とらぶらぶするよりコレクションを眺めてウットリする宅男だとしても。
そんな旬の色男が苦悩し動揺し苛立ち、自滅していくのを見守るのは、一種の快感。ほほほ。

 今回の「鎗王之王」では、タイの特撮プロダクションがハイテク(?)を駆使して、映像内の人体部分だけが陽炎のように揺らぐ特殊効果を見せてくれる。
 ダニエルの放った一言、愛した、信頼していた女の告げた一言で、揺らぐ男の輪郭。
 あくまで無表情を装いながらも内心、動揺…というシチュエーションを、こんな風に表現する方法もあるのか!と感心させられた。
 この特撮技術が応用されれば、日本の竹野○○も反○○史も他のどんな無表情棒演技イケメンも、演技派に変身だ!(嘘)。
 先ほど「意外」の名を挙げたけど、実は同作にも出演、ジョニー・トー杜[王其]峰組の常連、皆のらむたんこと林雪も前半に出演している。
 旺角のモデルガン&ミリタリー用品ショップの店主の阿濤ことポン・トウ彭濤役は、アラン・マック麥兆輝&フェリックス・チョン荘文強監督コンビが起用し続けてきたチャップマン・トー杜[ミ文]澤だ。
 だからダニエル以外はイー・トンシン爾冬陞作品というより、ジョニー・トー一派かアラン・マック麥兆輝&フェリックス・チョン荘文強作品と誤認しそうなんだよね…と内心思っていると、独房内にノートPC持ち込んでルイス・クーに見せる(面通し?)制服警官役で、アラン・マック麥兆輝監督その人が出演してた(笑)。あああ、混乱しそう。
 香港映画人、皆どこかでつるんでます。広いようで狭い世界。

 物語は詳細を書くと興を削がれるので書けないけど…、オープニングシーンはロッカールームに佇むルイス・クー古天樂。
 そこに入って来る、もう一人の赤いポロシャツの男。それがダニエル・ンー呉彦祖。
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COSMOPOLITAN7月号にアンソニー・ウォン黄秋生

 うおおぉ、香港ファッションカルチャー雑誌「COSMOPOLITAN」香港版第308期7月号に、アンソニー・ウォン黄秋生が登場してた!

 表紙じゃないけど。


 最近、秋生さんは母校である香港演藝學院の同窓会会長に選ばれたそうで、おめでとうございます。

 いやリーダーシップを取る立場に立つ資質はあると思う。「天性のもの」と自認する、歯に衣を着せない、直情径行な性格と、狂気を噴出させる役柄のせいで誤解されやすいだけで。

 以前は最も嫌いだったのがカラオケに行くことで、誘われて連れて行かれても、5分も我慢できず仏頂面で出ていたという秋生オヤジ。しかし今ではリラックスして、他人が歌う「革命歌」に聞き入ることができるようになったそうであります。 

 詳しくは、小Sこと徐熙娣が表紙の同雑誌でお読みください!
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ファッション雑誌「MR」7月号の表紙は黄暁明。

香港で発行のメンズファッション&情報誌「MR」の7月号の表紙は、黄暁明です。
現在、一部書店及び雑誌スタンドで発売中。

雑誌「MR」2010年7月号黄暁明

うーん、 どこからどう観てもイケメンだ。クールなイケメン。

「MR」オフィシャルサイトからは麗しの画像もダウンロードできますよー。時期限定かもしれないので、お早めに。

世界どこでも雑誌・冬の時代ではありますが、この重量級雑誌には新進映画監督や俳優も続々登場、ミニインタビューも掲載されるので、見逃せません。一応、会員登録済み。
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